不登校の悩み ③勉強の遅れ、どうする?

あけましておめでとうございます。
本年もどうぞよろしくお願いいたします。

先月の入会説明会にご参加いただいた皆さま、ありがとうございました。
1月15日(土)、2月19日(土)にも開催いたします。
ご興味のある方、この機会にぜひどうぞ。

入会説明会についてはこちらをご覧下さいね。)

さて。
講演会「悩まないで、不登校」で寄せられたご質問について、「10のこと」としてお答えしていくシリーズ、本日は第3回です。いつもお読みいただきありがとうございます。

「学校に行かない」子どもの葛藤 家庭を安心できる場に
「ゲームばかり」をどうする?
③勉強の遅れ、どうする?←今回はココ
③子どもどうしのコミュニケーションの不足をどうする?
④運動不足、体験不足をどうする?
⑤HSC 敏感過ぎる子、「0か10か思考」の子
⑥友達トラブル いやな記憶をどうする?
⑦生活リズム、登校ペース、これでいいの?
⑧親のキモチ、学校とのつきあい方
⑨好きなこと、志望校、将来、どう見つける?
⑩きょうだいの対応
(④~は予定)

今回は③「勉強の遅れ、どうする?」 です。

学校に行っていないときに心配としてよくあがるのが、勉強の遅れです。

「学校には行かなくてもいいけど、勉強はしてほしい」
「家庭で休んでいる分の勉強を進めたいけど、どうしていいかわからない」
「国語と算数だけはやっているけど、その他の科目はどうしたらいいか」

など、
「学校でみんながやっていることに遅れをとらないように」
と心配するご相談をよく受けます。

いつか「みんなと一緒」のところへ戻るときのために。
そう思うと、気になりますよね。

でも、中学までは何もしなくても、在籍校があります。
進路選択がせまる高校や大学、就職などに向けて、
少し長い目で見てはどうでしょうか。
「今」学校と同じようにと焦る必要はありません。
先に向けて、ペースもやり方も個別最適化で進める方が効率的です。
せっかく学校に行っていないのですから!

週5日・毎日5時間でなくてもいいし、学年相当にしばられなくてもいい。
教科書の内容はペースづくりの目安程度に考えるとよいと思います。

・ドリルなどで、自分のペースで計算力をつけていく
・読書や読み聞かせで語彙力をつけていく。漢字の読み方を覚える
・「伝えたい!」と思うようなできごとがあったときに、文章にまとめてみる
(書かなくても、口頭でもいいかも)

と、読み書き計算をベースに、学習を継続していけると安心でしょうか。

でも本当は、「勉強は本人がやりたくなったら、そこからはじめたらいい」
と、思っています。

例えば、小学3年生から不登校で勉強もやめていたAさん。
中学進学が視野に入ってくると、勉強のことが気になり始めました。
進学しても学校には行きませんでしたが、勉強は再開。
小3までしか勉強していなくても、「そこから」では気が乗らないでしょう。
簡単な四則計算ならできることをいかし、中1の「正負の数」から始めました。
ブランクがあっても中学生。マイナスの概念はとらえられるんですよね。
未習の分数や小数はこれから学べばいいと思います。

また、教科書を離れたところにも、学びのタネはたくさんありそうです。
読み書きにこだわらず、学びを捉え直してみてはどうでしょうか。

語彙力は読書三昧で。漢字の読み方だって覚えられそうです。(国語)
天体や魚や歴史武将など興味のあるものにハマるのもよし!(理科・社会)
自分なりの研究として、レポートにまとめるのもいいですよね。(総合)
クッキングやDIYもいい。(家庭科・図工)
子どもたち、好きなミュージシャンもよく教えてくれます。(音楽)
そして、外遊びは何より自信につながっています。(体育・他!)

あえて教科名を入れてみましたが、子どもたちの自由な好奇心は、教科の枠を超えた豊かな学びにつながっているのではないでしょうか。

「だらだらしてゲームばかり」という場合は、勉強を強制するのでなく、学びの楽しさを伝えていけるとよいですね。のびーくでも、興味や関心を広げるきっかけづくりに、様々な活動を用意しています。

1月、2月は説明会も開催していますので、ご興味あればぜひいらしてくださいね。

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