体験活動を「ワークショップ」にしない理由
のびーくフリースクールのアズマです。
「生きる力につながる土台をつくる学び」にこだわる のびーく。
そのために、私たちが意識していることの1つが、「体験活動をワークショップにしない」ということです。
「ワークショップ」の魅力は、単発の参加で確実な成果が得られることではないでしょうか。
でも、私たちは「スクール」なので、継続的にじっくり取り組むことができます。
そこで目指すのは、同じ体験型の活動でも、人を創る土台となるような深い学びです。
だから、「すぐできる」わかりやすい「成果」は目指しません。
むしろ、紆余曲折や失敗を繰り返し、試行錯誤して「考える」ことこそがねらいです。
そのため、私たちは活動を「準備して提供する」ことはほとんどしません。
「何をするか」「どのようにするか」。
そこから考え、主体的に関わることで生まれる意欲を奪いません。
経験の浅い子どもだから、見通しが甘く、うまくいかないことも失敗することもある。
だからといって、先回りして成功への道すじをつけ、試行錯誤の機会を奪うことはしません。
私たちの役割は、「失敗しても大丈夫」を伝えること。
まちがえても否定せず、だれも責めない姿勢を示すこと。
行き詰まったとき、「だったらこうしてみたら」と、あきらめず進むことを促すこと。
小さな成果や気づきを承認し、手応えを感じて前に進む力にしてもらうこと。
お互いに協力できる関係づくりを、日頃からつくること。
「教育」とは、「活動プログラムを提供すること」ではありません。
気付きや学びの機会を提供することではないでしょうか。
安心や安全はそのために必要なことで、大人が「管理するためのもの」ではありません。
サービスを提供されることに慣れ、「自分で考える」ことをしないままにきた子どもは、
「何したらいいのー」「たいくつー」と言います。
「何をして楽しませてくれるの?」とでもいうような態度です。
でも、「無」から面白いことを生み出す仲間を見て、やがて自ら目を輝かせて動き出すようになります。
「与えられた活動」でなく、「自分で創る活動」だからこそ、手応えがあるのです。
失敗を乗り越えるからこそ自信がつくのです。
今日もにぎやか。あちこちで様々な活動が生まれています。
中には「くっだらない(笑)」ものも。
でも、それを一緒になって面白がれるスタッフたちです。←ココ、重要!
こんな学びを求めている方。
ぜひ、説明会に来てみてくださいね。次回は2学期直前スペシャル企画 8/31(土)です!
子どもたちの成長の姿をお伝えします。
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