のびーくフリースクールってどんなところ?
小中学生を対象とした少人数のフリースクールです。
「のびーくが大切にしている3つのこと」をベースに、「のびーくが考える学び」を提供しています。(下記をご覧ください)
のびーくが大切にしている3つのこと
1.ありのままの自分でいられること
「こうあるべき」をできるだけなくし、自分が望むやり方で参加できるようにしています。それは、本人の参加のしやすさにつながるだけでなく、他のありように対する寛容さにもつながると考えます。また、個々の個性や特性をいかした活動を創り出し、それぞれのよさを互いに見つけていきます。そうすることで、安心してありのままの自分でいられる場を創り出します。
2.お互いを尊重すること
少人数の場では、それぞれが存在感を持ち、他と関わる機会を得られます。
成長過程での交わりは、ぶつかり合いも生じます。のびーくでは、大人がジャッジをせず、自分たちで納得のいく答えをさがしていくよう促します。「みんなが居心地よくいられること」をルールに、お互いを尊重することを大切にしています。
3.「やりたい」気持ちをだいじにすること
「やらされる」ことは意欲や自信を失わせ、無気力な状態を生み出します。そこから脱するには、自分の意思で動いていくことが必要です。だから、のびーくでは、小さなことから本人の選択や「こうしたい」を尊重し、「やりたい」気持ちを大事にしています。それが、自信や意欲につながっていくからです。
のびーくが考える「学び」
1.自分を知るための「学び」
- 他者と関わることで、自分を知る
- 仲間と活動を創る中で、自分の得意や苦手を見つける
- 自分に合った学び方をさぐる
2.世界を広げるための「学び」
- 仲間との関わりの中で、興味を広げる
- 体験的な活動プログラムで、新たな知識を得る
- 多彩なゲスト講師との出会いで、関心を外に向ける
3.チャレンジする心を育む「学び」
- 遊びを通して心の充足を得る
- やりたいことを実現して、自信をつける
- 自分の役割を見つけて、自己有用感を高める
1日の過ごし方(例)
- 10:00〜10:30
- 入室
「はじまりの会」はなす・きくのじかん
- 10:30〜12:00
- 「わくわく発見プログラム」
テーマにそった体験プログラム・ものづくり、身体を動か活動、楽器演奏など
興味や関心を広げる活動
- 「あそびーくプログラム」(火曜日) 石神井公園や児童館・のびーくハウスで思う存分遊びます。
- 12:00〜12:30
- ランチタイム
- 12:30〜14:00
- 「ひらめき!のびーくプロジェクト」
子どもたちのアイデアからみんなで創り上げる活動
- 「たんけんのびーく」(木曜日) 施設見学や遠足・ゲストトークなど、様々な出会いから世界を広げる活動
- 14:00〜15:00
- 「じっくり個別タイム」
個別学習やひとりでじっくり取り組む活動
- 15:00
- 退室タイム
保護者の声
卒業生の声
- 小学校3年生からほぼ不登校で、
小学6年生の時から中学2年生までの2年間のびーくフリースクー ルに在籍した卒業生Bさんに、話を聞きました。
A:(学校に行っていないことに)変な罪悪感をもってた。
A:メンバーの子で、同じ歌手が好きだということがわかって、
Q:のびーくフリースクールでの一番の思い出は?
A:のびーくハウスでのお泊り会!つきの部屋で、
A: 同じ学年だけじゃなくて、年齢の幅があること。
A:(学校に)戻らなくてはと、ずっと思っていた。
A: 最初は別室登校をし、先生と会って話をしてみて、
A:高校に行きたかったので、週4回塾に通って頑張った。
A:最初はしんどかったけど、
- Bさんのように、のびーくフリースクールにしばらく通い、
自信をつけて学校に戻る選択をする子もいます。 在籍校には戻らず、別の学校に転校、進学するなど、 自分に合った学校を選んで進んでいく子たちもいます。 - のびーくは、「学校に戻ること」ではなく、
自分を理解して進路を選択し、 希望を持って進んでいくことを応援しています。