チリからのサイエンストーク「赤潮のナゾ」

この日のゲストは、チリ南部の街・プエルトモントで、海の研究をしているやりみず先生。

南米のチリについて、「暑いんじゃない?」と話していた子どもたち。
「南極が近くて、寒いんだよー」と聞いて、「へぇ~」と思ったようです。

まずは、チリについて。
国土が細長いこと、時差が12時間あり今は真夜中であること、季節が反対でもうすぐ冬になること、サーモンが大好きなことなど、写真で紹介してくれました。

そこから話は、チリでたくさんとれる、サーモンに移ります。
鮭を使った様々な料理の写真に、ちょうどお昼に「鮭おにぎりを食べた!」というお子さんも。
チリがぐっと身近になったようです。
日本で売られているサーモンはチリ産が一番多いこと、とれるサーモンの量が増えてきたことなどをグラフで示してくれ、日本とのつながりについて、話してくれました。

そのあとは、メインテーマの赤潮の話。
「知ってる!プランクトンだよね」
「酸素が少なくなるんでしょ?」などの声があがると、「よく知ってるね~」とやりみず先生。

赤潮で死んでしまった鮭が山のように積み重なっている写真には、
「赤潮は知っていたけど、魚が死ぬとは知らなかった」とびっくり。

「鮭がとれなくなったら、鮭おにぎりも食べられなくなっちゃうね。困るね」の問いかけには、「ツナマヨ食べるから大丈夫!」との声があがり、先生も大爆笑。

研究データや考察についてのお話のあとは、「実際にどんな風に仕事をしているか」ということやプランクトンを顕微鏡でみた姿などについて、写真で紹介してくれました。

地球の反対側からのサイエンストーク。
楽しんでもらえたかな?

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