「行かない選択」は「希望への第一歩」
春の運動会シーズンですね。
「終わった!」という方も、「これから」という方も。
「運動会のあとから(学校に)行かなくなりました」。
ご相談で、時々聞く言葉です。
(運動会について思うことはコチラ→のびーくブログ「運動会を『自由参加』に)
行きしぶりながらも、なんとか学校に「行けてた」のに、「完全に行かなくなった」。
そうショックを受けている方もいるかもしれません。
でも、「行かない選択」も応援している私たちから見ると、「一歩踏み出せた」と感じます。
嫌々登校している状況は、ツライばかりで、前には進めないと思うからです。
学校に行かないからといって、すぐにフリースクールかどこかへ「行かなければならない」ということはありません。
「勉強が遅れてしまう」「集団活動で身につけるべきことができなくなる」
などということはありません。
のびーくには、2、3年、もしくはそれ以上、家庭でのんびり過ごしてきた子もきます。
しばらく家庭にいたからといって、周りと関係を築けなかったり、集団活動になじめなかったりということはありません。
何年も勉強から遠ざかっていた子たちが、
意欲を持って勉強を再開し、みるみる「学年相当」に追いついていくこともあります。
「行けなくなった」→モンダイ→「どうしよう」と焦るのでなく、
「行かなくなった」→学校が合わないんだな→「どう過ごそう」
と考えてみてはどうでしょうか。
お子さんはどのように過ごしたいと思っているのか。
まずは、その気持ちに寄り添えるといいですね。
社会に出てから「合わない」「やっていけない」となるのではなく、
出席しなくても卒業できる、小中学生のうちに、
「どんな場なら無理せず過ごせるのか」
「どのようなら無理なく学んでいけるのか」と向き合えることは、
よいチャンスであるように思えてなりません。
「次も楽しみ~!またね!」と帰っていく のびーくの子どもたち。
子どもたちの成長には、「勉強」や「学校」よりも「希望」が大切なのではないでしょうか。
のびーくの説明会、次回は6/15(土)15:00-16:00です。
お気軽に来てみてくださいね!
(遠足で考えたことはコチラ→ のびーくブログ「そのルール、『考える機会』を奪っていませんか?)