のびーくの活動、「体験」や「遊び」とどうちがう?

のびーくでは「ゆるやかなグループ活動」が中心。
その中で、なぜ子どもたちがかわっていくのか。
そこには、様々な工夫と根底に流れるメッセージがあります。

ホントは「子どもたちから」活動が生まれるといい。
「やりたいこと」を実現できるようなサポートができればいいと思っていますが、はじめから具体的な計画は出てきません。

だから、できるだけ子どもたちの声を聞きながら、一緒に活動を創っていきます。
用意されたプログラムのような「完成形」はありません。

だから、面白い!

もちろん、子どもまかせではなく、発展していくしかけを織り込みます。

「ダンスしたい」と声があがれば、高校ダンス部の生徒さんをよんでくる。
手話に関心が向けば、さりげなく手話の本をおいておく。
手話を覚えたら、手話サークルの方を招き実際に交流してみる。
クラフトがはやったら、「クラフトマルシェ」に出店する。
木工のゲームをつくったら、商店街のお祭りにゲーム屋さんで出店してみる。

のびーくネットワークで活動を広げることで、遊びから進んだ展開が生まれます。

やりたいからやる。
すると、目の輝きが違うんですよね。
「自分の」活動だから自信がつく。

用意されたプログラムのように、うまくいくとは限らない。
ゴールが見えないこともある。
正解がないからぶつかりあうこともある。

それがいいんです。

ぶつかりあっても傷つけ合う場にならないよう、私たちがいます。

「あなたはあなたのままでいい」
「あなたもわたしもみんなもみんな大事。お互いを尊重しよう」

メッセージがいつも根底に流れるよう、意識してその場にいます。

子どもたちは少しずつ自分の殻を破っていきます。
自分の思うとおりでないと気がすまなかった子が、他の意見も聞けるように。
主張が苦手だった子は、自分の意見を言えるように。

「おもしろいことやろう、ワクワクしよう」とは思っているけれど、
「楽しいだけ、遊んでいるだけ」と、ただそれだけの「居場所」ととらえられると残念。

いろんな人に出会って世界を広げてほしいから、ゲストを呼んでくる。
素直な好奇心から可能性を広げてほしいから、いろんなことをやってみる。
自分を好きになり他人も尊重できるようになってほしいから、グループ活動をする。

願いを織り込み、糸を編むように活動を広げていっています。

生きた学び。

そう思っています。

どっぷり参加して味わってほしいなあ。きっとかわっていきますよ。
「学校へ行けるまでのつなぎ」だと、「ただ楽しい場」で終わってしまうかも。

キラキラした子どもたち。「不登校」。私はいいイメージを持っています。

9月1日(水)10時~12時 「オープンデイ」開催
9月4日(土)午後 「不登校無料個別相談会」開催

お気軽にお問い合わせ下さいね!
みんなそれぞれ安心できる場とつながれますように。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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