「ガマン」の前に必要なことは?

のびーくのアズマです。
いつもたくさんのご相談をいただき、ありがとうございます。
ご相談で多いお悩みの1つが、
「感情をコントロールすることが難しく、周囲とうまく関われない」ということ。

「のびーくではこうしている」というのが、ご家庭の参考になればよいなと思います。

・・・
思うようにいかないと激しく怒る。
これでは、集団活動に参加するのは、本人にとってしんどくなってしまいますよね。
人との交わりは、思うようにいかないことだらけなので。
人と関わっていくには、
・我慢ができること
・異なる意見も受け止められること
・自分の気持ちを伝えられること

が必要です。

学校だけでなく、社会の中で周囲と交わって生きていくためにも、大事な力です。
その力を育むには、どうすればよいか。
のびーくではまず、そのための一歩としても「自由に過ごすこと」を大切にしています。
それには、「やりたいことをやること」と「やらされないこと」の両方が大事です。
(ただし、「自分勝手に過ごすこと」とはちがうことも伝えています。)
自分に自由がないのに、「我慢しなさい」だなんて無理。
まず、自由にいろんなことをやってみることができて、自信をつける。余裕を持つ。
我慢する力は、そのあとで。

その順番が大事です。

自分の感情をうまく処理していくには、ぶつかる経験も必要です。
小さいお子さんが、おもちゃを取り合うことがありますよね。
自分が使いたいから、取る。
「相手に譲る」や「順番を待つ」ということは、はじめからはできなくて当然。
取られて泣く。取り返されて怒る。時にはモノを投げたり相手を叩いたりして、感情をぶつける。
その中で、暴力は許されないことを知り、自分の怒りや悲しみをどのように表現すればうまく運ぶのかを、学んでいく。
そんな経験を、積んできているでしょうか。
大人が先回りして、トラブルを回避したり、解決したりしてはいないでしょうか。

学びの機会を奪っていないでしょうか。

のびーくでは、仲間との関わり合いを活動の中心にしています。
人と交わり、思うようにいかないことを経験してほしいから。
そして、「こうしたらいいんじゃないかな」と思っても、大人が決めない。

遠回りしても、面倒でも、「自分で決める」が大切です。

 

学校に行かない時、「それなら」と、時間割を決めて日中を過ごしたり、「宿題だけは」と取り組んだり、することがあるようです。
でも、お子さんは納得していますか?
もし「やらされてばかり」になっていたら、すり減る一方ではないでしょうか。

自らチャレンジに向かうことからは、遠ざかる一方ではないでしょうか。

それよりも、何もない時間を、自分で工夫して楽しむことができるようになってほしい。
のびーくで出会う子どもたちを見ていて、思うことです。

「何をして過ごすか」より、「どのような気持ちで過ごしているか」が、前に進んでいくには大事なのではないかな、と思います。

※3/28(木)に個別入会相談 を行います。お申し込み受付中!
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