「ゴール」は「学校」ではなく、もっと先の未来

1学期、「学校に行きたくない」と思いながら、しぶしぶ行ったり、時々休んだりしてやり過ごしてきたお子さん。

「学校に行く/行かない」から解放される「夏休み」は、ホッとできたことでしょう。

休養できて気力が充実し、「2学期からは行けるかも」と思っているお子さんもいるかもしれません。
心配してきた親御さんも、希望を感じているかもしれません。

ただ、「気持ち」はリセットできても、「学校」はリセットできません。
「行きたくない」と感じていた理由(明確なものではないかもしれませんが)は、そのまま残っているはずです。

夏休みの休養をきっかけに、登校が苦でなくなる子もいるかもしれません。
でも、「やっぱりしんどい」と感じるお子さんも多いのではないでしょうか。

「今度は行けるかも」「2学期はがんばりたい」と思っていたお子さんにとって、
広がっていく不安との葛藤は、つらいものです。

見守る大人は、
「行っても行かなくてもいいよ」
「行っても行かなくても大丈夫だよ」
という気持ちを気持ちを示し、

「どっちでもいいよ」

言葉でも態度で表せるとよいなと思います。

「ゴール」は、「2学期から学校に行く」ではなく、もっと先なのですから。

 

※のびーく代表のアズマが、講演します。ぜひお申込み下さい。

練馬区主催講演会「学びにくさ・不登校・発達の特性 どうサポートする?」

日時:2023 年9月9日(土) 10:00-12:00

場所:練馬区立学校教育支援センター

講師:東 美希 (のびーく代表)

対象:小中学生の保護者(練馬区外の方もOKです)

参加費:無料

申込方法:メールまたは電話で①講演会名➁氏名③お子さんの学年④電話番号を
oubo@city.nerima.tokyo.jp 電話 03-6385-9911  まで。
申込みの際、講演会で「聞きたいこと」「悩んでいること」をお伝えください。
詳細は、こちら

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