不登校の心配ごと「勉強」と「社会性」：のびーくの場合。

学校に代わる居場所をさがしている方！
今日は、のびーくフリースクールについて、ちょっとくわしくお伝えしたいと思います。

不登校になった時、
「学校には行かなくてもいいけど、勉強は継続してほしい」
「社会性は身につけてほしい」などという声を、多く聞きます。

そうですよね。
学校には行っても行かなくてもいいと思いますが、「学び」は大切です。
（「行く・行かない」に疲れていたら、休養も必要ですが）

のびーくでは、勉強は「個別タイム」で、社会性は「少人数でのグループ活動」で、
育んでいます。

「個別タイム」で勉強中！「わかった！」がうれしい。

放課後に個別指導教室(まなび舎のびーく）もやっているため、学習指導は得意分野。
「どこまで習得しているか」を見極め、学習内容を提案し、
「読み・書き・計算」の力をつけていきます。
強制は決してしませんが、「やろうかな」という気持ちが見えたら、
尻込みしていても「できそう」という見通しを示し、ゆるやかにスタートにつなげています。

それ以上に重視しているのが、社会性を育むこと。
「学校でうまくいかなかった」という経験は、
仲間や大人など、周囲への不信感につながりがちだからです。

これ以上傷つかないために、むやみに攻撃的になったり、
自分を否定する気持ちから、イライラして衝動的になったり、
すべてがイヤだと、無気力になったり。
そんな状態に陥ると、周囲、ひいては社会とうまくつきあうのは、難しくなってしまいます。

私たちが目指すのは、子どもたちが自信を取り戻し、周囲や社会とうまく折り合いをつけられるようになって、前を向いてチャレンジしていくこと。

安心できる場でありのままの自分を出し、それを受け止めてもらって、ちゃんと尊重されていると、思い通りにならないこととも向き合えるようになります。
「うまくやれた！」という経験を積み上げ、自信をつけた子どもたちは、周囲とうまく折り合いをつけられるようになり、多くが、２～３年で学校へと飛び立って行きます。