なぜ、勉強よりも体験を重視するのか
「なぜ、勉強よりも体験学習なんですか?」
入会相談で、ご質問をいただきました。
イイ質問です!
不登校になったとき、学校復帰できるように勉強だけは進めておきたい。
そう思っている方、多いのではないでしょうか。
でも、勉強についていけてるからといって、戻れるわけではなりません。
そこが不登校の原因ではないから。
勉強が要因の一つであることもありますが、
いろいろな点で「学校集団への参加」自体が苦手だったお子さんがほとんどです。
「決められたことしかできないのがしんどい」発想が豊かでアイデアがあふれ出てくるお子さん。
「じっと座って話を聞いているのができない」好奇心豊かで面白いことに興味がわいてくるお子さん。
「だれかが叱られているのがつらい」人の痛みを敏感に感じ取れる情緒豊かなお子さん。
「大きな音や匂いが無理」という鋭敏な感覚を持っているお子さん。
それ自体は決してモンダイではない。むしろ、そこに豊かな個性を感じます。
でも、そのために学校生活がしんどくなっているのであれば、その子にとっては「困りごと」です。
「学校は行かなくてもいい」と言われても、同世代の仲間が多く集う場所は、子どもにとってはひとつの大事な世界です。
かといって、無理に学校に行かせようとするのは、
発想は閉じ込めておけ。好奇心はおさえろ。人のことは「人のこと」だと思え。鈍感になれ。
とでもいうようなこと。あまりに乱暴です。
そうではなく、その豊かな個性の、集団の中での上手な取り扱いを、覚えていく必要があると考えます。
だから、のびーくは、「体験学習」の中で、子どもどうしの「関わり合い」を大切にしています。
「フツウ」といわれる標準的な子どもなんて、どこにもいません。
ホントはみんなちがっている。
だれかにとっての「フツウ」がほかの人にとっては「フツウ」でないこともある。
だから、一緒にいるには、伝え合う必要がある。譲り合う必要がある。
そこを、学んでいってほしい。
自分がしんどいことは、周囲に伝えて調整してもらえばいいんだな。
全部「ムリ」と否定するのではなく、「これなら大丈夫」を見つけていけばいいんだな。
そう思えるようになれば、学校も、学びの選択肢の一つになりえます。
学ぶために前提条件は「安心」ではないでしょうか。
そこができてからの「勉強」ではないかな、と思うのです。
不登校のはじまりは、勉強どころじゃない。
お子さんの「困りごと」にもっと目を向けてみませんか。
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