もうすぐ新学期がスタートしますね。

不登校のお子さんたちも、休暇中は「学校に行けていない」という気持ちから解放され、
リラックスできるのではないでしょうか。
ご相談を受けていても、「今は落ち着いていて、好きなことを楽しんでます」という声を聞きます。

この調子なら、新学期は行けるかも。
と、心の準備をしている方もいらっしゃるのではないでしょうか。

新しい先生、新しいクラスメイト。
これまでのことを断ち切り、再スタートを切るには、よいタイミングかもしれませんね。

一方で、
新学期のたびに、再登校をしてはまた行けなくなって落ち込んで、
を繰り返しているお子さんもいるようです。

特に、
「〇〇先生がいやだった」
「○○さんがいやだった」
「トラブルがあった」
など特定の理由から行かなくなったのではなく、

「ざわざわしているのが苦手」
「これしなさい、と決まっているのがいや」
「集団活動が苦手」
「人と関わることが苦手」
など、学校生活自体を苦手に感じているお子さんの場合は、
クラスや先生がかわったからといって、苦手なこと自体がかわるわけではないので、
「やっぱり無理」と感じることが多いようです。

だから、
「行っても行かなくてもいい」
ぐらいの気持ちで見守ってほしいと思います。
やっぱり行けなくても、前を向いていられるように。

のびーくの子たち、存分に仲間と過ごしてエネルギーを蓄えたら、飛び立っていっています。

スタートの時期は、自分で決めたらいい。

それぞれのスタートまでの「安心できる場」でありたいなと思います。

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