2024年度終了によせて~子どもたちと一緒につくり上げた1年~

こんにちは、アズマです。

おかげさまで、2024年度のフリースクールが終了しました。
ご協力いただいた皆さま、ありがとうございました。

卒業生が多かった昨年3月。
今年度は、子どもたちが喪失感を抱えての中でのはじまりだったように思います。
それでも、「次は私がリーダーをやる。(卒業した)Kを引き継ぐ」とMちゃんが名乗り出てくれ、
新たな旅がスタートしましたね。

スタッフもまた、新たなクラスづくりチャレンジしてくれました。
「やりたいことをつめこみすぎたのではないか」
「もっと余白をつくり、子どもたちの『やりたい』を育んでいった方がよいのでは?」

議論を経て、自由度の高い1年間が生まれました。

「オニごっこ」を究めていった、週2クラス。
みんなの成長ぶりが光る、最後だったように思います。

「こうやりたい!」という強い気持ちは本当にステキ。

でも、「それだけ」だとひとりぼっちになっちゃうんだよね。
「みんなとやりたい!」から、相手の声にも耳を傾けられるようになったね。

どちらがよくて、どちらがダメかじゃない。
ひとりで自分の道を突き進むのもいい。
周りにも合わせながらみんなで楽しむのもいい。
「自分で選べばいい」。伝えたのはそれだけ。
でも、一緒に楽しみたいけどね、という気持ちも添えながら。

「思いっきり遊ぶ」「楽しむ」を追求するスタッフの存在が、
思い通りにならないことがあっても、ぶつかることがあっても、
「のびーくに行きたい!」と、子どもたちが踏ん張る支えになったと思います。

 

週3クラスは、「プロジェクト」として、演劇をつくりあげましたね。
何度も何度も脚本を書き直し、熱い思いで取り組んだNさん。
セリフ練習が続き、みんなの気持ちが離れていったことも。
「どうにか完走してもらいたい」。
スタッフも悩みながら展開を考え、熱い気持ちで伴走しました。
涙しながら、思いをぶつけあったこともあったね。
自分の代わりにぬいぐるみが出演したり、道具係で参加したり、
それぞれの参加のカタチが、のびーくらしいものとなりました。

お互いのありのままを承認し合う関係が素敵だな、と思うクラスになりました。
だからこそ、お互いの意見をぶつけあう「裁判」というスタイルが定着したんですよね。

 

これからも、子どもたちが、ありのまま「自分」でいることを、守りたい。
お互いに承認し合って、ひとりひとり全員が「ユニーク」に存在しているクラスを見ていて、
改めてそう思った最終日でした。

一緒につくりあげていってくれた、子どもたち、スタッフ、そして保護者の皆さまも

ありがとうございました!!!

2025年度もやりたいことがたくさん。
もちろん、子どもたちの「やりたい」を実現する余白も大事にしまーす!

春休み期間も、入会相談、随時受付中です。
学校が合わないなら、新しい学びのカタチ、やってみませんか?
新しく作成した動画でのびーくの空気感が伝わるかと思います。
ぜひ、見てみてくださいね。

記事をシェアする
Share on FacebookTweet about this on TwitterShare on Google+Share on LinkedInEmail this to someone