日時:2025年2月8日(土)14:30-15:30
対象:のびーくフリースクール入会にご関心のある保護者の皆様
「学校には行かなくてもいい」
法的にも「休んでも良い」と認められたことから(教育機会確保法)、
そういう認識が広がってきました。
どこかでだれかに「不登校」を相談しても、
「休んでもいいんじゃない?」「ゆっくりしたら?」と、
済まされることもあるんじゃないでしょうか。
でも、これではちっとも救われませんよね。
学校が「世界の大部分」である子ども時代、
「学校に行けない」ことは、子どもにとって大打撃です。
外への扉を閉ざされてしまうようなことなのだから。
代わりに家で勉強しよう、
本を読んだり料理をしたり、好きなことをして充実した時間を過ごそう、
なんて、前向きな気持ちになれるわけがありません。
だって、「未来」への希望が見えなくなっているのだから。
生きてるのもいやになってしまう気持ち、わかるような気がします。
じゃあ、学校へ行けばいい、といってもそれは解決にはつながりません。
ムリして通っても心をすり減らすだけ。ちっとも学べない。
やがて、心も身体も壊れてきます。
大人だって、ブラック企業に入ってしまったとき、
「頑張り続ける」という選択がよいとは思えないですよね?
別の場をさがして、そこで元気に健全に、力をいかしたい。
子どももそう。
学校がつらいのなら、「別の学び場」をさがせばいい。
でも、「別の学び場」なんて簡単には見つからない。
だから「学校に行かなくてもいい」なんて簡単に言ってほしくない。
たしかに、学校には行かなくてもいい。
でも、じゃあどうすればいいの?
「不登校」は子ども側のモンダイではなく、
「別の学び場」が用意できていない大人側のモンダイです。
子どもたちには「学び場」が必要。
「自分なんてダメだ」と無気力になったこどもたちが、
のびーくで元気になっていく様子からも、そう思います。
仲間の共感を得てこそ、自分を受け止められるようになる。
仲間の承認を得てこそ、自分のことを「ま、いいか」と思える。
自分を見つけ、向き合い、前を向くには、学校のような小さな社会が必要なのではないでしょうか。
その代わりは、「家庭」ではできません。
その一端を担えるよう、私たちは教育活動を行っています。
学校の代わり。その責任を重く感じています。
「学校復帰が目的ではない」けれど、
「結果」として、本人が希望すれば学校にも戻っていけることを目指しています。
ご興味がある方、毎月開催している説明会に、ぜひ来てください。
入会する・しないに関わらず、つながることがひとすじの希望になれば、と思います。
日時:2025年2月8日(土)14:30-15:30
対象:のびーくフリースクール入会にご関心のある保護者の皆様
定員:10組まで(当説明会は保護者の方のみでご参加いただいておりますが、ご事情のある場合は、ご相談ください。)
申込:こちらの申込フォームからお申込みください。
※フォーム送信後、事務局より受付確認メールが届いた時点で申込み完了となります。