どこでもないどこかへ

「ショーン・タンの世界展~どこでもないどこかへ」へ。

 

まず、「美術館でのやくそく」を確認。

 

それぞれのペースで鑑賞したあとは、館内の図書館で、
「どこにもいない生き物を描こう」に参加。

1枚をじっくり描く子。
手でかくしながらこっそり描く子。
次々と何枚も描いていく子。
自分は描かずに、作品集をみてゲラゲラ笑っている子。

参加の仕方は、ホントに「それぞれ」。
それがいいな、と思います。

・・・・・

ショーン・タンの絵本「エリック」が好きです。
ホームステイにやってきた交換留学生エリック。
エリックの好みや行動はナゾなのだけど、
「きっとお国柄ね」とおおらかに受け止める、ホストファミリー。
そのあたたかさと、エリックが最後にのこしたキラキラしたものがぐっときます。

異なる個性や理解できない価値観を否定するのではなく、
ゆったりと受け止めていけたら、
きっと、キラキラしたものが生まれるんじゃないかな。

・・・・・

個性豊かな子どもたち。
自分だけの「どこでもないどこか」を目指してほしいな、と思います。

記事をシェアする
Share on FacebookTweet about this on TwitterShare on Google+Share on LinkedInEmail this to someone