このまま何もしなくて大丈夫なのでしょうか

お悩みにお答えします

「休ませた方がいいのはわかる。でも…」

不登校になると、多くの親御さんは悩みます。

「今は休ませた方がいい」

それは頭ではわかっている。

でも、

「このまま学校に戻れなくなったら?」

「勉強はどうなるの?」

「何かした方がいいのでは?」

という不安も消えません。

私たちも、そんな相談をたくさん受けてきました。

 

本当に休むためには、覚悟が必要

苦しくなっている子どもたちの多くは、すでに十分頑張ってきています。

学校へ行こうとした。

周りに合わせようとした。

なんとか乗り越えようとした。

だからまず必要なのは、

「どうしたら学校へ行けるか」

を考えることではなく、

「今は休んでいい」

と思える時間なのかもしれません。

 

でも実際には、

学校を休んでいても、

「いつ戻るのだろう」

「勉強はどうしよう」

という不安を抱え続けていることがあります。

すると、体は休んでいても心は休まりません。

だからこそ、

「今は休む時期なんだ」

と受け入れる覚悟が必要になることがあります。

 

見守ることは、放っておくことではありません

「まずは見守りましょう」

とお伝えすると、「何もしないということですか?」

と聞かれることがあります。

でも、そうではありません。

 

子どもの様子を見る。

話に耳を傾ける。

安心できる環境を整える。

必要なときには手を差し伸べる。

 

見守るとは、

その子への関心を手放さないことです。

 

見守ろうとして、頑張りすぎてしまうこともあります

親御さんは、何とかしてあげたいと思います。

だから、子どもの話をたくさん聞こうとする。

興味を広げてあげようとする。

外へ連れ出そうとする。

楽しい体験をさせようとする。

 

もちろん、それは愛情からです。

何とか元気になってほしい。

前に進んでほしい。

その願いがあるからです。

 

でも、その「何とかしてあげたい」が、

時には子どもにとってプレッシャーになることもあります。

 

おじいちゃん、おばあちゃんの家で元気になる子どもたち

私たちは、祖父母の家で過ごしたことで元気を取り戻した子どもたちを何人も見てきました。そこには特別な支援があるわけではありません。

「お昼どうする?」

「今日は暑いね」

「夕飯何食べたい?」    

 

そんな普通の会話があります。

学校のことを聞かれない。

将来のことを急かされない。

不登校の子としてではなく、

ただの孫として過ごせる。

 

もちろん親御さんが悪いわけではありません。

親だからこそ心配になるのです。

親だからこそ、何とかしてあげたいと思うのです。

 

けれど子どもは、そんな何気ない時間の中で、少しずつ安心を取り戻していくことがあります。

 

なぜ私たちは先回りしないのでしょうか

私たちは、大人が動かした変化よりも、子ども自身が動き出す変化を大切にしています。

 

親御さんに勧められて来た子が、少し嫌なことがあると来なくなってしまうことがあります。一方で、自分で「行ってみようかな」と決めた子は、うまくいかないことがあっても、

もう少し続けてみようとすることがあります。

 

本当に力になるのは、誰かに動かされた経験ではなく、自分で選んだ経験だからです。

 

子どもが笑顔で過ごせているか

不登校になると、どうしても「学校へ行けたか」が気になります。

でも私たちは、別の物差しも大切にしています。

 

今日は笑顔で過ごせたか。

好きなことを楽しめたか。

家族と穏やかに過ごせたか。

安心して眠れたか。

 

周りから見ると、何も変わっていないように見えるかもしれません。

でも、そうした時間の積み重ねが、子どもの力を少しずつ回復させていきます。

 

何をするかよりも、

どんな状態で過ごしているか。

その方が大切なこともあるのです。

最後に               

学校へ行けたか。

勉強できたか。

何かに挑戦できたか。

 

不登校になると、ついそこに目が向きます。

でも私たちは、まずこう問いかけたいのです。

 

お子さんは今日、笑顔で過ごせていましたか。

安心して過ごせていましたか。

 

その積み重ねが、子どもが自分の力を取り戻していく土台になると考えているからです。

 

待つことは、とても難しいことです。

何かしてあげたくなる。

前に進めたくなる。

それが親心だと思います。

 

でも私たちは、子どもが安心して笑顔で過ごせる時間を大切にしたいと思っています。

見守ることは、何もしないことではありません。

待つことは、あきらめることでもありません。

 

子どもは、安心できる環境の中で、少しずつ自分の力を取り戻していきます。

そして、「やってみようかな」という気持ちは、誰かに与えられるものではなく、その子の内側から生まれてくるものだと思うのです。

のびーくフリースクール 入会説明会

日時:2026年6月27日(土)11:00~12:00

対象:のびーくフリースクール入会にご関心のある小中学生の保護者

定員:10組まで(当説明会は保護者の方のみでご参加いただいておりますが、ご事情のある場合は、ご相談ください。)

場所:のびーく (大泉学園駅より徒歩10分)

申込:こちらの申込フォームからお申込みください。

※フォーム送信後、事務局より受付確認メールが届いた時点で申込み完了となります。

【6月以降の説明会スケジュール】

7/18(土) 11:00~12:00
(こちらよりお申込みください)
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